たまには、まじめな話。

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今日はちょっとまじめな話です。

最近知り合った方にorahoのことや故郷への思いをいろいろ聞かれて、その方と話をしているうちに、いろんなこと考えたり、気づかされたりしています。
自分自身が無意識にやっていたことの裏側にどんな気持ちが働いていたのか、なぜ私はorahoをしているのか、そんなことを改めて考えさせられました。

創刊に至った気持ちは、過去記事にあるとおり。自分のidentityの追求みたいなところが強かったように思います。
そのほかにも、育児休暇がもうすぐ明けるというタイミングだったこともあり、仕事復帰に向けて心と身体のウォーミングアップをしたかった、とか。両親も年を取ってきたし、取材がてら顔を見に帰ろう、とか。
まぁそういった、いろいろ細かな動機もありましたが、とりあえず自分の楽しみとして一冊つくってみようくらい、の軽い気持ちでした。
家庭と本業が優先なので、そんなにいろいろはできないですしね。

基本的なところはその頃も今も同じだけれど、震災の後のorahoに対する思いは、やはり少し変わったように思います。

東北が大きな被害を受けたこと、そして、故郷である福島県ではまだ問題が解決していないことが一番の原因です。
福島を苦しめている元凶が、東京に住む自分の暮らしを支えるものだったというのも、影響しています。
地元にいない。被災していない。自分だけが安全地帯にいるようで罪悪感を感じてしまう。それが正直なところです。
お気楽な気持ちじゃいられなくなりました。

震災直後、阪神大震災を経験した知人が「時間が経つと、被災地と関係ない人は震災のことを忘れてしまう」と話してくれました。
そのことを聞いたとき、胸が痛くなりました。
当時の私もそうだったかもしれない。無意識のうちに、なんと酷いことをしてしまったんだろう、と。
そして、不安になりました。今回も忘れられちゃうんだろうか、と。

私は、東北のこと、福島のこと、忘れてもらいたくないです。
でも、「かわいそうな被災地」としてだけ覚えられているのもつらい。
だから、これからも継続的に、会津のいいものを知ってもらえるよう動いていくつもりです。
twitterにも書きましたが、今まで以上に会津を応援しなくちゃと思っています。
それが私にできることだし、継続できることかなと。

orahoとして動き始めて、もうすぐ一年半になろうとしています。
今回の震災を受けて、何か特別なことをしようとは思っていません。
以前と変わらずに会津のよさを伝えていくだけです。
子どもが寝ている時間や休みの日を利用して趣味的にコツコツやるというスタンスも変えず、細く長くやっていきたいと思います。

ブログ更新も、本誌発行も、ホントにぼちぼち、ですけど、あたたかく見守っていただければ幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。

ということで、まじめな話はこの辺で。



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